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October 29, 2012

2012.10.29

「ジェーン・エア」観劇 10月21日(日)マチネ

Ja2009年の初演から3年、ジェーンエアの再演を見てきました。
このお芝居、曲がいい、お話がいい、そして役者さんが良いのです。

19世紀のイギリス、ヨークシャー。
早くに両親を亡くしたジェーンは、伯母(リード夫人)に引き取られたがいじめられ、
寄宿学校に入れられる。
そこでも酷い環境で辛い生活だったが、成長して貴族の住み込みの家庭教師となり、
そこの主人であった、ロチェスターに出会い、惹かれて行く。

一度はロチェスターの愛を受け入れ、結婚しようと決意するが
秘密を知りお屋敷を出て、荒野をさまよう。そして出会った牧師のシンジュンに求婚されるけれど
やはり自分がロチェスターを愛していることに気づきお屋敷に戻る。
でもそこには事故で盲目になったロチェスターがいて・・。


もともとこういう、文学作品が好きなのです。
そして松たか子も好きだし、橋本たかしさんも好きなのです。
今回は、そこに好きな阿知波悟美さんも、ジェーンをいじめる叔母役だったり
好きな役者さんばかりでした。


2009年の時は「松たか子がバリバリ歌っている」
「さとしさん、絵的にはとっても素敵なんだけれど、軽さがあって
貴族でプライドが高くて、心を閉ざしているロチェスターには物足りない」
なんて思ってました。


ところが今回の松たか子、強く激しい印象だけではなくて
抑えたところもあったし、メリハリがあって、深みを感じる演技でした。

さとしさんは、もうとっても素敵☆
去年の三銃士の頃よりも、随分歌が上手になって(←上から目線^^;)
重みもあるし、渋さが加わってとってもとっても良かったです。

2009年の初演で、松たか子は菊田一夫演劇賞を受賞しているのですよね。
出ずっぱりで、ナレーションの役割もしているのでとても大変な役なのです。

寄宿学校で、親しく仲良くなったバーンズが、チフスで亡くなってしまうところ
そして、このバーンズがいつも歌っていた「許して」という楽曲のメロディーは
耳に残り、心に染みます。

伯母のリード夫人が死ぬ場面でも歌われるこの「許して」。
リード夫人をジェーンが「許す」と言っているのか。
または、ジェーンに財産を継がせるという話が来た時に
「ジェーンは死んだ」と嘘をついたことを後悔している、伯母自身に対して
「自分を許して」と言っているのか。
そこの所ははっきり解りませんが、このシーンで感動して沢山泣きました。

ロチェスターと結婚し、子供を抱いて幸せになるラストシーンでも
号泣・・。こんなに沢山泣ける作品も、なかなかありません。

今回、ブランチ・イングラム役は辛島小恵さんでしたが、
前回の幸田浩子さんよりも、よりミュージカルっぽくて(演技が)良かったと思います。
幸田さん、綺麗な声で大好きなのですが、あのシーンだけ妙にオペラ調になるよりも
やっぱりミュージカル系の演技の方の方が、しっくり来るような気がします。

リード夫人も、前回の伊東弘美さんよりも、阿知波さんの方が良かった~と思います。
再演は、初演を超えた?かな?(笑)

再々演があるといいな・・。
これから博多座であるのですね。


公式HP
http://www.jane-musical.com/

2009年に見た時の記録
http://happy-happy.tea-nifty.com/tane/2009/09/post-7045.html

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