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August 11, 2010

2010.08.11

「ママのための自分時間のススメ」 横森理香

最近、ある元アナウンサーの方が、産後のうつ病が原因となって(おそらく)自ら命を絶ったというニュースがありました。
こんなニュースを聞いたり、子育て中の友人・知人の話を聞くたびに、頑張っているな・・・子育ては本当に大変な仕事なのだろうなあ、と感じます。

私だったらそんなに頑張れるだろうか、とか、旦那さんがもっと協力すればいいのに、いやいや、したい気持ちがあっても、時間的精神的余裕がなかったりするのかな、とか、考えたりします。

同じ女性として、私は経験できていない子育てを日々頑張っている人たちには、心身ともに元気でいて欲しいと心から思っています。


「産後うつ」だけではなく、「児童虐待」のニュースも、世間を騒がせています。

子供もかわいそうだけど、お母さんも気の毒だなあと思います。
もちろん、どんな状況にあっても、命を奪うことは許されないのは当然ですが。どこかに誰かにSOSを出せなかったのか、手を差し伸べる人はいなかったのか、なんとかならなかったのだろうかと思います。

そして、もし私も何かチャンスがあれば、子育てをしている友人知人の力になれたらいいな。

現代のお母さん達(だけではないかもしれませんが)の大変さを思うと、例えば「行政はなっていない」とか「子供手当てだけで解決しようとするなんて」とか、世の中の仕組みに目くじら立てそうになりますが、でも、この本を読むと、「一人一人が、出来ることってあるかも」と思えてきます。

横森理香さんの新刊「ママのための自分時間のススメ」には、お母さんが「手抜きは悪」という古い価値観に囚われるなとか、「夫と子供の世話を焼くのもほどほどにしよう」とか「できないことはできないと言おう」とか「自分を大切にすることが家族の幸せにもなる」とか、主婦業に、子育てに、頑張りすぎないで・・というメッセージがちりばめられています。

私はと言えば、子育てはしていないし仕事もしているので、それほど主婦業を頑張っている訳ではないけれど、どちらかと言うと毎日のご飯作りを頑張っちゃうほうです。

仕事が終わって帰宅して、1時間で夕食が出来上がればいいけれど、ついつい足りない気がして、あれこれ簡単ではあるけど、品数を作ってみたり。健康のためにはなるべく手作り!を実践しているのですが、料理を始めてから、食べて片付け終わって2、3時間ぐらいを毎日費やすとなると、ちょっとシンドイのです。1時間以上かけて作った料理を10分で食べ終わるのもちょっと・・・なので、ついついダラダラお酒を飲んだり、TV見ておしゃべりしたり。ついでに明日の朝食のお味噌汁の仕込みもしたりして。

今の私の課題は、もっと計画的に毎日の料理に取り組んで、効率化することです。まあ、うちの場合は、お洗濯など夫が協力してくれる部分も多いし、子供もいないし、だいたい、食事に一番気を使いたいと考えているので、少々部屋が乱雑でもいいかな・・という感じで、家事の優先順位を決めて、メリハリはついている方だと思います。

でも例えば、一生懸命ご飯を作ったのに「今日飲み会になった」と、立て続けに連絡が来たり、「こんなふうにしちゃったの?単純に塩コショウで焼いただけの肉が好き」とか、勝手なことを言われると「キーッ」となって、「何よ、私が一生懸命作っているに!」と頭に血が上ったりします。

「料理って楽しい」「食べたいものを好きな味付けで食べられてよかった」とか、自分が食べる為に料理している、と思えれば腹も立ちません。自分の健康第一で、ついでに夫にも健康でいて欲しい、ぐらいのスタンスで考えれば、まあいっかな、となります。

料理についてのことを、あれこれ書いてしまいましたが、つまり言いたいことは、「こうでなくてはならない」とか「家族のために、子供のために、○○のために・・」と頑張り続けるのは、いつかどこかでブチっと切れて、「もうやってられないっ」と嫌になっちゃう可能性があるから、気をつけないといけません、ということなのでした。

横森さんのこの本を読んで、子育て中のお母さんはもしかしたら「私にはどうせ、○○は無いし」(○○は仕事とか、趣味とか、お金とか、マイホームとか)なんて、比較的恵まれている横森さんと自分を比べてしまう人もいるかも・・。でも、今、子育てが大変で、一杯一杯になっている人が、この本の中から、1つでも「そうかな、これやってみようかな、こう考えてみようかな、自分を甘やかしてあげようかな、セルフメンテナンスしてみようかな」と思ってもらえたらよいなと思います。

そして、大切なこと、譲れないこと(私の場合は、なるべく食事に気を使うこと)以外は「まあ、いいかなあ、明日にしよう」とか「誰かにお願いしてみよう」とか、自分を追い詰めないように考えてもらえたらなあいいなあと思います。そして、「出来ないのです、困っているんです、だから、○○をお願いしてもいいですか」とか、お願いできる人や、頼れる仲間を作ることも大事みたいですね。

孤独が一番苦しいのかなと思います。

この本のp100に、横森さんが占い師さんに「あなたはいるだけでいいんですよ。そんなに頑張らなくても、いるだけで家族は幸せなんです。それを学んで下さいね」と言われて泣きそうになった、と書いています。

「いるだけでいい、存在するだけでいい」

これこそ、無条件の愛・・・・なのですね。
例えば大切な人が、交通事故にあったりして、瀕死の重傷を負ったりしたら、「とにかく生きてさえいてくれればいい」と考えると思います。

親から厳しくしつけられてきた,頑張り屋さんは「このままの私じゃダメ。もっとこうしなくちゃ、愛してもらえない」とか、「生きている価値が無い」なんて思ってしまうかもしれない。でも周囲の大切な人たちは、本当はあなたに対して「存在してくれてさえいれば、それでいいんだよ」と思っているはず。ほら、子供が産まれた時は、誰でもそう思うって言うではないですか。

少しぐらい、主婦業や子育てが上手く進まなかったとしても、お母さんが健康で、ハッピーなら、家族みんなが幸せになれるということ。自分がハッピーでいるためには、必要なものは何か。自分を大事にして、愛してあげて、そして出来るだけ、お気楽に考えて生きて生きたいものです。

「お気楽に」この言葉が、一番のメッセージかなあ、なんて思っちゃいます。
私も結構、考え過ぎちゃうタチなので・・。
最近は「ま、いっか。なんとなかなるかな」と思うようにしています。

子育て中のお母さん、興味をもたれたら、ぜひ読んでみて下さいね。

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