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April 23, 2010

2010.04.23

映画「ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い」

Dj_7映画「ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い」を見てきました。

オペラ「ドン・ジョヴァンニ」を、モーツァルトと一緒に作った脚本家、ロレンツォ・ダ・ポンテを主人公にした物語です。イタリアのヴェネツィア生まれの彼と、モーツアルトとの出会い、オペラ「ドン・ジョヴァンニ」の誕生についてが描かれています。

モーツァルトは大好きな作曲家ですが「ドン・ジョバンニ」については詳しいことを知りませんでした。
「ドン・ジョバンニ」というのは、スペインの伝説の色男(放蕩男)「ドン・ファン」のことだったのですね。
そして、この映画の主人公、ロレンツォ・ダ・ポンテもまた聖職者であるのに放蕩が原因で、イタリア国外追放となり、ウィーンに渡りモーツァルトと出会います。

つまり、ダ・ポンテは自分の愛の遍歴を、ドン・ジョバンニの台本に投影していき、オペラのラストで、ドン・ジョバンニを地獄に落とすことで、自分を罰していくのです。

この映画を見た理由は「モーツァルトが好き」なことと、
今年もまたミュージカル「モーツァルト!」が帝劇で上映されるし、モーツァルトについて知っておきたかったから。
ウィーンのモーツァルトの世界にどっぷり浸ることを期待していたので、映画の冒頭シーンがヴェネツィアで驚きました。

イタリアは、オーストリアと並んで好きな国です。
この映画ではオーストリアやウィーンについて知ることは出来ても、イタリアが関係しているとは思わなかったですが、音楽の都、ウィーンで活躍していたアントニオ・サリエリもイタリア生まれだったのですね。イタリアとモーツァルトとウィーンの関わりを知ることが出来て良かったです。

モーツァルトの映画と言えば「アマデウス」が好きです。(1984年制作)
その「アマデウス」に出てきた、モーツァルトやサリエリ、コンスタンツェの印象が強いけれど、この映画の中では、サリエリもモーツァルトもコンスタンツェも少し違う印象でした。

モーツァルトは「アマデウス」よりも落ち着いた、苦悩する人間臭さがあり、サリエリも「アマデウス」よりも意地悪そうじゃないし、コンスタンツェはモーツアルトを思う優しい妻、という感じでした。

モーツァルトの雰囲気は、なんとなくミュージカル「モーツァルト!」のヴォルフガングに近い印象でした。
ネットであちこちの映画評を読んでいたら「ロックスターみたい」と書いている方がいましたが、ウィーンミュージカルの「ヴォルフガング」に似ているなあと感じました。

この映画、オペラのシーンで歌う俳優さんはプロの歌手のようですね。

絵画的な背景も多く、舞台セットなのか現実の風景なのかと思うような、不思議な雰囲気を醸し出していました。
イタリア、スペインの合作映画で、監督がイタリア人、撮影はスペイン人の方でした。

映画館で映画を見るのは久しぶりでしたが、どっぷり世界に浸れて良かったです。

映画「ドン・ジョバンニ」公式HP

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