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December 24, 2009

2009.12.24

「働く女性のためのアサーティブ・コミュニケーション」

Asa先月来日した、アンディクソン氏の新刊「働く女性のためのアサーティブ・コミュニケーション」を読んでいます。男性の価値観が根強い職場の中で、女性がどうすれば効率的に自らの能力を発揮していけるのかという内容がテーマです。分かりやすい事例が沢山出ていて、こんな風にするのは難しい・・・・と思いつつも「こんな時はこんなふうに言う方法があるのだ」と腑に落ちて、目からウロコが落ちるかもしれません。

不当な批判・・・例えば納得のいかない勤務評価をされた時や、晴天のへきれきと言えるような出来事・・・懸命に取り組んでいたプロジェクトが会社の方針で突然取りやめとなり、他部署への移動を示唆された時などの例があげられ、どのような態度がアサーティブな態度なのか、どんなふうに自分の戸惑いを表現するかなどは、参考にります。人は不当な批判や非難を受けたとき、混乱して黙り込んでしまったり、または過剰に攻撃的になったりして、自分自身の戸惑いを相手にまっすぐ伝えることが出来にくくなります。

自分が今、驚いているということ、戸惑っているということ、不安であるということなど、自分自身の感情に気づいてそれを言語化する。これは非常に難しいことではありますが、それが少し出来た時には「頑張って言えた」と自信がつきます。

アサーティブのコミュニケーションでは何かを伝えたい時、「事実」「感情」「要求」と言った整理の仕方をしますが、この「感情」の部分はとても扱いが難しいです。特に職場でどの位、感情表現するべきか、しないべきか・・。職場では自分の深い感情というより、自分がどうしたいか、何を求めているのか?にフォーカスしなければなりません。

この本や、アンディクソン氏のワークショップで強調されることは、言い出す時の気持ちの自己開示です。「とても言いにくいことなのですが・・」「混乱していて、なんと言っていいのかわからないのですが・・」などなど、話を始めるときの気持ちを自己開示することが、感情の言語化というわけです。

私も職場でトライしてみました。
「忙しく動いていて暑いから窓を開けていると思うので、お願いしにくいことなのですが・・・ここの窓が開いていると、外でタバコを吸っている人のタバコの煙入ってきて気分が悪くなるのです。ここの窓を開けるのは止めて頂けますか?」

正規の職員ではない私は少し立場が弱く言いにくさもありました。でも同じ職場で働くメンバーとしての対等である、と意識して、このようにお願いすることは出来るのです。黙っていれば「どうして分かってくれないの?」とイライラしながら煙を我慢し続けないといけません。職場がどんどん居心地が悪くなってしまいます。

結果として、気持ちが通じて、それ以降、窓は開けずにいてもらえるようになりました。
「言いにくいことなのですが・・」と伝えることが出来たことは、小さな自己信頼に繋がりました。
黙っていたら相手にはわからないこと、アサーティブのスキルを知っていてよかったです。小さいこと、お願いしやすいこと、言いやすいことからコツコツ取り組めば、経験の積み重ねが、自分にもできるんだ!という自己肯定感に結びつきます。


アサーティブを勉強していると、常にアサーティブにならなければいけないのか?という思いに捉われることもあるかもしれませんが、そうではない自分も選ぶことが出来るのです。

アサーティブに伝えるスキルを知っている、攻撃的にも受け身的にもならずに、表現する、表現の仕方の選択肢を持っていることが大切です。アサーティブネスを今年に引き続き、来年もまた勉強していきます。

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