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December 14, 2009

2009.12.14

働く人のメンタルヘルスポータルサイトー「こころの耳」

仕事柄、メンタルヘルスについてはとても興味がある分野です。

今日も「うつ病」で会社を辞めた方とお話しました。
IT関係の過酷な現場で働いていた方でした。
今はずいぶん良くなって、新しい仕事を模索しているところでした。

現代は、24時間体制が当たり前・・コールセンター、宅配便、コンビニ、などなど。
とても便利な日本ですが、それだけ24時間交代制で大勢の人たちが働いているということです。

便利な生活に慣れっこになっているけれど、それだけ働く人たちにとっては
過酷な現場が増えているということです。
これでいいのかなあ・・と考えてしまいます。
便利な世の中を享受している訳ですから、便利を不便に戻すのは、抵抗があると思うけれど・・・。


この秋、厚生労働省の「こころの耳」というサイトが開設されました。
「働く人のメンタルヘルスポータルサイトー心の健康確保と自殺や過労死などの予防」を目的としたものです。


このサイトの中に「生きる力」というシリーズインタビューがあり、一番新しい所に政治学者の姜尚中さんのインタビューが掲載されています。その中の言葉に心をひかれました。

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私はさっきも言ったように悩むこと自体は否定しません。しかし、「悩んでいる自分自身」を悩む必要はないと言いたいです。

メンタルヘルスを損なう人というのは、普通以上に「より良く生きたい」と願っている人で、本当は"生"にどん欲な人だと思うんです。

(どうでもいいや、という投げやりな人よりも、真面目な人たちですよね。)

ですから悩んでいる本人には、「悩んでいるけど、それで悪いの?」という発想を持って欲しいですね。そして周りは、悩んでいる本人をそのままの状態で受け入れること。直そうとしない。さらに、そのまま受け入れていることを本人にわかるようにメッセージすることです。

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悩むことが悪いのではない。
悩んでいる自分を、俯瞰で見る、客観的に見る視点が必要だということでしょうか。
悩むことは生きること、でも、それを相談できる人が周りにいない、家族にさえみせられない、というのはなんだか悲しい感じがします。


あるサイトを見ていたら、14歳の女の子がお腹が痛いことを「ガンではないですか?」とネット上でお医者さんに質問していました。お腹が痛くて不安だということを、打ち明けられる大人がいないのかなあと考えてしまいました。でも、もしいないのなら、ネット上であっても相談出来てよかったなあと思いました。お医者さんは専門的な大人にするような回答をするだけで、近くの大人に相談してみてください、と言うようなアドバイスはしていなくて、少し残念でした。


身近に相談できる人がいないのは、悲しいことだと憂えるだけではなく、ネットでもなんでも、効果があるものはどんどん増えていくといいと思います。さまざまな方法が用意されていれば、思いつめている人の目にも止まりやすいと思うから・・。


「こころの耳」は、悩んでいる方の為に、医療機関の紹介や、支援者のための情報など、沢山の情報がありますので悩んでいる方、興味のある方は、是非一度ご覧になってみてください。


働く人のメンタルヘルスポータルサイト「こころの耳」

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