« October 19, 2009 | Main | October 24, 2009 »

October 23, 2009

2009.10.23

勝間和代「断る力」 と 勝間和代&アン・ディクソン ジョイント講演会

Koto_2少し前に出版され話題になっていた本
勝間和代さんの「断る力」を紹介します。

勝間さんと言えば、最近は香山リカさんに「勝間和代を目指さない」と言われたりして「カツマーVSカヤマー」なる論議も活発みたいですね。私は香山さんの本は読んでいないけれど、AERAの記事はチェックしてます。


勝間和代さんの「断る力」この本に書かれていることは、まさに「アサーティブネス」。「自分と相手を両方とも尊重しながら、対等に自己主張すること」。自分の要求や意見を相手の権利を侵害することなく、誠実に、率直に、対等に表現すること、です。

勝間さんは長時間労働に悩むコンサルタント時代に、「断る力」を身につけることで、他人でも十分に代用がきく人員から、スペシャリティへの道が開けたと言っています。

過重労働に悩むコンサルタント時代には自殺願望があり、うつ病に近い状態だったそうですが、そこから「勇気を持って断ること」を身に着け、厳選して引き受けた仕事に注力し、品質を上げるようにしたそうです。

限りある自分の使える時間をどこにつぎ込むのか、自分が労力をかける分野を厳選してそこだけに力を入れるようになるために、「断る力」を身につける。自分に実力をつけるために断る、断るから実力がつけられる、という好循環を作るには、引き受けた仕事に全力投球し、実績を上げることが大切、というわけです。

思いつきで仕事を命じてくる上司や取引先の仕事を大事な仕事を後回しして、残業してまでそれに対応してしまう、行きたくもない食事やお酒を断ることが出来ず、ついつい出てしまう(p23)など、このような非生産的な付き合い傾向(同調傾向)は、悪いことばかりではないけれど、高すぎるとうつ病になりやすい(P26)とか、努力は惜しまないけれど、評価を他者に預けてしまう人は、もっともうつ病にかかりやすい、ともいえるそうです。


「断る」ということは、とても難しく、だからこそ「断り方」を身につけてむやみやたらに「断る」のではなくて、相手と自分を両方とも大切にしながら、断るとはどういうことか・・・何を断って、何を引き受けるのか・・・慎重にトライするべきではありますが、この「断る」というやり方を知ることが大切です。

「断る」ことによって、短期的に利害が一致しない場合でも、中長期では一致させる、中長期的に継続的な人間関係を作るために、「断る力」と持った方が良い(p41)と勝間さんは言っています。


私は3年ほど前からアサーティブネスを学んできましたが「嫌なことをどうやって断るか」「お願いしたいことをどう伝えるか」という基本的なコミュニケーション能力を、学校で全く教えてもらったことが無かったことに気付きました。


カウンセリングの勉強をする中で「傾聴」「アクティブリスニング」と言った、「相手の話の聴き方」を身に着け、ずいぶん役に立ちました。「話をしっかり聴いていますよ」というメッセージが相手に伝わるような聴き方、これはカウンセリングの勉強で身に付けることが出来ました。


そして、こちらから何かを言うとき、何かを伝えたいときにどのように伝えたら良いか・・・こちらから投げかけるコミュニケーションスキルは、アサーティブネスで学びました。このスキルを勉強し、日常生活の中で少しづつ使うことを覚えました。


スキルだけではなく、アサーティブネスを勉強する中で、相手との「対等性」とは何か、自分にとって「誠実」とは何かなど、自分の心の姿勢を問う場面が沢山ありました。


その中で気づいたことは、私は、意識しないと相手と自分を上下関係で見てしまいがちだということでした。
年齢や立場、経験など、下手(したて)に出すぎたり、上から目線になったりしてしまうのです。対等という感覚を掴むには「私は私でいいんだ」という自己肯定する気持ちが大事だと感じました。


アサーティブを学ぶことで、言いにくかったことを口に出すことにチャレンジすることも出来ました。必要以上に下手(したて)になったり、上から目線になることも減ってきました。まだまだ学びの途中です。アサーティブネスは私にとっては大切な一つの考え方、コミュニケーションスキルです。


と言う訳で、この勝間さんの本もオススメですが、ヨーロッパにおけるアサーティブネスのパイオニアであるアン・ディクソン氏が、来月11月に来日します。そして、勝間勝代さんとジョイント講演会が千葉幕張で行われます。

ご興味のある方はぜひ、足をお運びください。
私もとても楽しみにしています。

勝間和代&アン・ディクソン ジョイント講演会「社会変革とアサーティブネス」

日時:11月21日(土)(13:30~16:30)  開場(12:30~)
会場:ホテルスプリングス幕張「スプリングスホール」(千葉県千葉市)
参加費:4,500~5,500円
対象:一般(12才以上の方はどなたでもどうぞ)
定員:556名

申込みはこちら ↓↓↓
http://www.assertive.org/b/b_1_10.html

アサーティブジャパン
http://www.assertive.org/index.shtml

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

« October 19, 2009 | Main | October 24, 2009 »