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2008.11.17

子どもを生きればおとなになれる―「インナーアダルト」の育て方

子どもを生きればおとなになれる―「インナーアダルト」の育て方 クラウディア・ブラック

私がAC(アダルトチルドレン)だったことは間違いないなと思います。そこからどうやって回復してきたのか、私の場合はこうだった、と話すことは出来るのですが、もっと客観的に系統だって説明できるようになりたいなあと思っていました。

たまたま借りてきたこの本がとてもよい感じ。とてもわかりやすいです。
調べたら、この著者はACの概念の生みの親で、家族システムとアディクション(依存症、嗜癖)の研究で第一人者のアメリカのソシャルワーカー、社会心理学博士でした。

目次の中から主なものをピックアップすると・・・

●他人の気持ちを自分のことのように感じてしまう
●境界の混乱について、
●子供が「見捨てられる」ということ、
●なぜ現在痛みを感じるのか・・・なぜ苦しい生きた方を繰り返してしまうのか、
●自由への4ステップ(①過去の喪失を探る ②過去と現在をつなげる ③取り込んだ信念に挑む ④新しいスキルを学ぶ)
●インナーアダルトを育てる、自分を支える5つの力(おとなとしての土台、自分を認める力、コントロールをある程度手放す力、感情を感じる力、ニーズを見分ける力、限界と境界を設定する力、自分を幸せに出来る人になる)
●秘密と役割を手放す
●新しい関係をつくる(親、きょうだいと、自分を許す、他人を許すetc)

今の私は、それほど心の痛みを持たずに読むことができます。
でも、回復の道筋にいる方には、つらくなる部分もあるかもなあ・・。
でも、このようなきちんとした本を読むことは「人との距離を上手く保てない、人間関係でつまずきがちだ」と悩む人には、何かの参考になるかもしれません。

つい少し前に、ひきこもりの子供を持つ、親の人たちの話を聞く機会がありました。
ついつい、親ではなく子供の気持ちを感じてしまうのを意識しました。
これは、やはり私が、私自身の問題をまだまだクリア出来ていないということなのかなと思いました。
だって本当は悩めるその親もまた、一人の不完全な人間なわけですから。

自身の体験を役立てようと思うことは、傲慢かもしれない・・・でも、自分の問題をクリアするためにも、このような本を読んで自分を整理し続けたいと思っています。

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