コミュニケーション能力を高める
すっかり日にちがあいてしまいました。
いろーんなことがあって、その中には「いいこと」も沢山あって書きたいことがたまっているけれど、でも中々まとまらなかったりしてて。
その中でも一番刺激的におもしろかったのが「アサーティブトレーニング」を受講したこと。先日の土日の二日間講座に行ってきたのですが、本で読んでいるよりもいっそうアサーションの素晴らしさを実感したのでした。
二日間のトレーニングの中で、ロールプレイもしたのですが、私は実際に自分が体験した事柄を思い出して、それを追体験してみました。するとその時に自分の気持ちがうまく言えなかったこと、相手に何と言っていいか戸惑っていた気持ち、怒りの気持ち・・さまざまなものが湧き上がり涙が出てしまって「しんどさ」を感じました。
そして思いついたこと、それは私は相手のことを責めいていた、ということです。傷つけられた、ムカついた、と感じた時、私はたいてい相手のことを責める口調に陥りがちだということにも気がつきました。
自分の気持ちに気付くこと、それを相手に伝えること。その伝え方・・・難しいけれど、ロールプレイを2回、3回と繰り返すと、同じグループでトレーニングした人は誰もが、格段に相手に素直に自分の気持ちが伝わるようになっているのが実感されました。だからアサーションは素晴らしい、、、と実感するのです。
今回の基礎講座には車椅子で参加されている方も2名いました。圧倒的に女性が多かったです。精神科の看護師さんや、社会人で母親でありながら、臨床心理士を目指している人、などなど、とても素敵な出会いもたくさんありました。次のステップも受講していこうと思っています。アサーションについては、以前平木典子さんの本を紹介したことがありますが、今回はもっとわかりやすくて、四コママンガも入った読みやすい入門編の本を買ったのでそれを紹介します。
もっとことばに出そう!自分の気持ち―「素直に話す」55のヒント森田 汐生
去年度、日経アソシエという雑誌でアサーションのコミュニケーションの連載があったのですが、それがとてもわかりやすかったです。が、雑誌の連載は働く人向け、という感じだけれど、この本はもっともっと一般的で学生の人が読んでもわかりやすいです。アサーディブなコミュニケーションの方法は、とても役に立つものだと確信します。
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