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2006.11.07

肩の荷がおりたこと

今日はなんだか嬉しい日でした。

ずっと心に重くのしかかっていた、仕事上の悩み事に小さな糸口が見えました。

数週間前に、上司から「こういう物を作ってみて」と言われていた物がありました。その時示されたモデルとなる物は、その上司が10年近く前に、手作業でコツコツ作業したものでした。今は時が移り、ネットで情報収集しなくてはいけなくて、収集される情報自体、詳細で、一覧表示が出来ないので1つ1つページを開けては、エクセルに貼り付けるという作業を繰り返さないといけません。上司が言うような資料を作るには、やり方にもよるけれど単純作業を気が遠くなるほど行わなくてはいけない。PCを使っての作業をそれほ解っていないせいか、手作業のやり方を想像しているせいか、自分もやったことなのだから、と思ったようなのですが・・。そして定期的に更新できるように作って欲しいとまで言われて「それは・・だから難しいです」とか「それをするにはこの位の手間がかかります」とか上手く説明できずにいました。

他の仕事もあったので数日そのままにしておいたら「やってみた?」と言われ「まだです」と言うと「自分の勉強になるのだからやらなくちゃダメだよ」と強く言われてしまい、手間がかかることをどのように説明したらよいのかも解らず、代替案の方向も示すことが出来ず、日々の業務に取り紛れて過ごし、でもこれではいけない、と思い、面倒な作業を繰り返し行いモデルを作成し、やっと今日「こんなやり方だと、これだけ膨大な手間がかかってムダだと思います。この程度のものでいかがでしょうか」と説明することが出来ました。それを理解してもらえて、最初よりもずっと簡略化したものでよい、と言ってもらえて、やっとほっとしたのでした。

苦手なエクセルを使う仕事で、目処もつかず、「困ったな・・どうしよう。だいたいこういう物を作って、どれだけの意味があるんだろう」と思ってばかり。やってみるより前に「不安」や「恐れ」でぐちゃぐちゃな気持ちだったのだけれど、やっと目処をつけることが出来て、肩の荷がおりました。

このことがあったせいか、仕事に行くのがちょっと億劫というような、気が重い日が続いてたからでしょうか。生活全体がなんだかドンヨリしていました。何もやる気が出ないっていうか。ブログも書けなかったし。本だけは読み続けてきたけれど。

それで思い出したことがありました。何の意味があるのかちっともわからない時も、とにかく「今この時、目の前にあることに集中して、心を込めて取り組むことが大切だ」ということを。

「本当はこれをしたいわけじゃない」と言う仕事を、数年前まで長く続けていた時、転職する勇気も無く、女性社員同士の軋轢などもあって、ほとほと嫌になっていました。薄暗い日々をなんとか打開したくて行ったことの1つが「やらなくちゃいけない目の前のことを、精一杯取り組む」ということでした。本で読んで知ったこのことを心がけるようにし、先延ばしにしていた仕事に決着を付け、上手く付き合えなかった同僚のことは「私の嫌な部分を教えてくれている」と捉えるようにして過ごすうち、自分を取り巻くものが少しづつ変化し、そして環境が驚くほど変わり、自分の意思というよりも、不思議な人生の流れに乗ることが出来ました。その頃に比べたら今は、格段に居心地の良い職場、居心地の良い人間関係、そして自分なりの目標を持って過ごせる毎日なのです。

起こることは全て必然。嫌だな、出来ないな、不安だな、怖いな・・と思っていても、何も変わりはしない。それよりも「なぜ今これをやらなくちゃいけないのか、判らないけれどとにかく取り組んでみよう。きっと意味があるはず」と思ってやってみる。やっているうちに何かが少しづつ変化し、いつかきっと環境も変わっていくのです。嫌だ嫌だと思って、逃げても、また同じような問題に突き当たることもあるかもしれないのだから。


肩の荷が降り、心が軽くなって、明るい気持ちで電話を取っていたら、前の職場の上司からの電話を受けました。「あ、〇〇さんですか?shiikoです。お元気ですか?」と言う私に「あ、shiikoさん?よくわかったね・・・頑張ってる?」と声をかけてくれました。その上司は、今の職場に勤めるチャンスをくれた恩人です。感謝しても感謝し足りないぐらいの気持ちをいつも感じていたのだけれど、今の職場に来て5ヶ月目、初めて電話の取次ぎをして、その上司の声を聞いて、なんだか嬉しくなりました。

「出来ない」「不安だ」「どうしようもない」なんて恐れていても、前に進まないことは多いものです。少し頑張って取り組むだけで、少し進むだけで、気分が良くなるなあ・・とつくづく思えました。ああ良かった!

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