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2006.05.16

「怒りのダンス―人間関係のパターンを変えるには 」

「怒りのダンス―人間関係のパターンを変えるには 」ハリエット・ゴールダー レーナー

今日読み終わったのですが、とてもためになる本です。

私は以前、とても怒りっぽい性格でした。今でもちょっとしたことでムッとしたり、むかっとしたりすることもあります。穏やかでありたいと思うようになって、客観的に自分の感情をみつめるようになって、その頻度はだいぶ減ってきました。

でも「怒り」も大切な自分の感情なのです。その怒りはどこからやってくるのか?なぜ私はこのことで腹を立てているのか。なぜこの人にむかつくのか。「怒り」は自分を変えるきっかけの1つだ、ということがこの本を読むと良くわかります。「怒り」の感情を持つことは悪いこと、というわけではありません。「怒り」をどう表現するか。どうやってそれを相手に伝えるのか。その感情を自分と他人との関係性の中にどう生かすか。それが大切なのです。

家族関係において、特に母親、父親、妹・・なにかにつけて感情的になっていた以前の私を振り返って熟読してしまいました。母親が父親のことを非難し、怒りの感情を娘と共有することで、三角関係を作ろうとする、それを回避するには母親の言葉に反応しないこと、など、具体的に、人間関係の渦の中でどうやって自分や、肉親、近しい人の、怒りの感情に対処していくか、自分の気持ちを冷静に見ていけるようになれるのかがわかります。

所々に出てくるフェミニズムの空気にはちょっと馴染めない部分もあるのですけれど、でもとても読み応えがある本だと思います。「怒り」の感情を持つ自分を認め、自分を大切にできるようになりたい、と思えます。夫婦関係の改善にも役立ちそうです。

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