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March 8, 2006

2006.03.08

「アンナ・カレーニナ」3月7日(火)13時開演 大阪梅田シアタードラマシティ

3月7日(火)13時開演 大阪梅田シアタードラマシティS席11列上手寄り

アンナ/一路真輝  ヴロンスキー/井上芳雄  レイヴィン/葛山信吾
カレーニン/山路和弘  スティーバ(アンナの兄)/小市慢太郎
キティ(アンナの義理の妹)/新谷真弓 
ベッティ役/(ヴロンスキーの従妹)春風ひとみ セリョージャ/夏目卓実

(ネタバレしています!)
楽しみにしていた、アンナ・カレーニナを見てきました!一路さんのコンサートDIVA2001で初めて楽曲を聞いたときから、とても期待していた作品です。井上君のヴロンスキーがもう素敵で素敵で。(笑)軍服があれほど似合う役者さん、なかなかいないですね。舞台に登場した時からうっとり、でした。(笑)でももっともっと歌を聞きたかったな・・・。ミュージカルというより音楽劇という趣でしたね。DIVAで聞いていた歌はどれも素敵だったけれど、あのエッセンスをもっと膨らませて「ミュージカル!」という感じにして欲しかったです。(勝手な希望)

ミュージカル初挑戦の葛山さんも声質や歌声が素敵でした。DIVAでは鈴木綜馬さんがされていたカレーニン役の山路さん、色気はファンタスティックスの時より抑え気味(?)のおじいちゃん風容貌だったのですが、歌も演技もとても良かったです。綜馬さんのイメージが強かったのでどうかなあ・・と思っていたかけれど、山路さん存在感もあって良かったです。

一路さんは、本当に悲劇のヒロイン役が似合いますね。今日は鼻水、涙・・・流しまくりの大熱演でした。・・鼻水と言えば、、余談ですが「風と共に去りぬ」のレッドバトラー役の山口さんを思い出します。あの時はレッドの号泣シーンになると「今日はどの位鼻水が流れるかな?」と変な期待をしながら楽しんでいたものでした。(苦笑)大熱演の役者さん、凄いなあ・・と感心します。

抑えたピンク(流行ですね)を基調にしたドレスがとてもお似合いの一路さん、本当に素敵だった。ヴロンスキーと再会して一緒に踊る一幕の舞踏会のシーンが特に印象的です。

アンナ・カレーニナは小説を読んだことも映画を見たこともなくて初めての体験でしたが、アンナには感情移入できず、カレーニンとヴロンスキーに感情移入して2幕最後には号泣してしまいました。なんででしょう?井上君や山路さんの演技が上手だったのは当然として・・・。これは勝手な憶測ですけれど、トルストイという男性が書いた女性だから共感できないのでしょうか?男性の方がリアルに描かれているのでしょうか?

最終的には精神に異常をきたして自殺に至ってしまうのだけれど、そこに至る道筋にもっと説得力が欲しいなあ・・と思ってしまいます。セリョージャという息子を思う母としての想いを何度も訴えるのだけれど、ヴロンスキーとの間に出来た娘に対しては愛情が余り無いように見えたし。家に置いてきてしまった幼い息子だけに執着していたのはなぜなのでしょう?これはもう、小説を読むしかありませんね。近いうちに読んでみようと思います。

全体的にコメディの割合が多かったのも意外でした。レイヴィン&キティのカップルが、アンナとヴロンスキーのカップルの対照的なカップルとして喜劇的に描かれているようですけれど、作品として全体から見るとなんだかその割合が多すぎるような気がして・・・。悲劇的の2人を際立たせる役割もあるのでしょうが・・・。コメディと言えば小市慢太郎さんも良かったです。

スタジオ録音のCDを買ってきました。本当に楽曲が良いし、作品としては好きです。アンナの人物像についてもう少し自分なりに考えてみたいものだと思います。

大阪公演千秋楽らしく一路さんのご挨拶もあり、盛り上がった公演でした。
これから新潟  仙台 広島 福岡 松本 名古屋 と公演は続くようです。もう一度見たくなっちゃったなあ・・。

アンナ・カレーニナ公式HP
http://www.toho-ent.co.jp/anna/index.html

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