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2005.11.30

疑問を持つ前に、答えが先にもたらされた出来事

明日12月1日から久しぶりに仕事に出ます。今年の2月に前の職場をやめてからなんと10ヶ月ぶり!前の職場は、神戸と東京と二つの職場を経験して8年半もいたから、新しい環境はドキドキしています。

同時に新しい勉強も始めることにしました。新しい本も必要になることだし、新しく生まれ変わるのだ!と、ここ2週間ほど改めて身辺整理をしています。でもなかなか「ごっそり物を処分」と言うわけにはいかないんだけれど。気に入っていたけれどここ数年履かなかったブランド物のブーツを処分。一時期とっても気に入って買い集めていたある著者の本をまとめて古本屋へ。気になっていたクローゼットの中も整理。「どうしようかなあ・・まだ使うかもしれないし」と思っていたものも、これを機会に、とあっさり捨てるようにしています。近所に障害者支援の資金を作るためのリサイクルショップがあるから、改めて近日中に本や雑貨を持って寄付してこようと思ってます。

11月から新しい手帳にして、やるべきこともさっさと済ませ、土曜日には夫の職場の後輩3人が遊びに来てご飯を作ったり、家の掃除をしたりもしました。クリスマスリースも出して、ちょっぴり家の中はクリスマスムードになっています。日曜月曜で城崎に旅行に行き、火曜の昨日は神戸で友人とランチをしたりして忙しく動いていたら、昨晩からの頭痛が治らず、明日に備えて今日はゆっくりしています。

小さなシンクロニシティがアレコレ続いて起こると「お!いい感じ」と、気持ちがのって来ます。土曜日の朝、愛読している新聞の人生相談の記事を読み、とても心に残りました。弁護士の堀田力さんが答えるこのコーナーが好きです。その日の内容は60代の定年退職した男性が「現役で会社に勤めていたころ自分とは考えの違う上司や同僚とのあつれきに悩まされた。このような1人1人の性格や性質、考え方の違いはどのようなものに起因するのか、どのように解釈し解決してきたのか」という質問をしていました。

堀田さんは「自分にも昔、嫌で嫌でどうしようもない上司と同僚がいて、有能な人たちだったけれど大変なエリート意識の持ち主で、人の意見はまったく聞かず、部下を見下し思いやりが皆無だった。いろいろ考えると、私が彼らを嫌う理由は、自分の中にも彼らに似て他人に嫌な感じを与える要素があって、自分はそういう部分を直そうと心がけているのに、彼らは私の嫌いな要素をむき出しにしているのではないかと思いついた。すると何となく相手が哀れに見えて、好きにはなれなかったけれど避けずに話すことはできるようになった」と答えていました。

自分の周りに嫌な人がいる時、それは自分の中の嫌な部分を映し出してくれているのだ、自分はそれを見て自分自身を振り返らなくてはいけない。彼らは私に気づかせてくれるために、嫌な役割を演じてくれているとも言える・・・こういうスピリチュアル的な考え方にもあてはまるなあ・・・と記事を読んで思ったのです。が、しかし、今の私はこんなふうに「周りに感じの悪い人がいて嫌いでどうしようもない」という状況にありません。ちょうど2年前ぐらいには職場の同世代の正社員の女性の態度が嫌で嫌でたまらなくて、どういしていいかわからなくて愚痴ばかり言っていた時期がありました。その時のことは、このブログの前身の「旧いいこと日記」にいろいろ書いていますが。今はそういう悩みはありません。

さて、一体私はなぜ今朝、この記事が目に留まったのか?この記事に心をひかれた理由は何か?

何か考えている時に、ふと答えを示してくれるような言葉や文章に出会うことはよくあることです。今の私は、この記事が答えになるような考えごとはしていないんだけれど・・・と思い、頭の片隅に置いておきました。

その日のお昼から夫の後輩3人が遊びに来て、お酒を沢山飲み、女性二人が特に酒豪だったため、夫の方がひどく酔ってしまい、夫は前の職場の愚痴や上司に対する嫌悪感を口にしてしまうほどになってしまいました。隣に座っていた私は殆ど飲んでいなかったので、たしなめたりしていたのですが・・・。

夜、お客さんが帰った後、夫は酔って眠ってしまい、私はずっと考え続けていました。「ネガティブな言葉を口に出すのは良くない」と言っていて、またそれを言うのは表面的なことになってしまう。どうしたら夫に「職場の上司や同僚に対する嫌悪感を自分自身の映し出しかもしれない、と捉えなくちゃいけない、と判って貰えるのか」と悩みながらお風呂に入っていました。

夫は目に見えないものを見る力もあるのに、スピリチュアル的な考えは認めることが出来ない人です。私が目に見えない世界を信じるようになったのは、夫のお陰なのに、でも当の本人は目に見えない世界も目に見える世界をも貫く真理、に気づいてくれない。もどかしくてついお説教口調になる私の言葉は、彼にはなかなか受け容れてもらえません。

すると突然思い出したのです、その日の朝読んだ、堀田さんの文章を。そうだ、あの記事を読んでもらおう。そうすれば会社の中で辛いことがあった時に愚痴ばかり言って「嫌だ嫌だ」と言う彼の気持ちの深いところに何か感じてくれるかもしれない。そうです、私が疑問をもつ前に、答えが先に示されていたのです。

夫にいつ「読んで」というかのタイミングもまた大事でした。旅行から帰って来て「楽しかったね」とご機嫌の彼に「この記事読んでみて」とさりげなく出してお風呂に入りました。子供の頃、両親から「この新聞読んでみなさい」「こんないいこと書いてあるから読みなさい」と言われて、隣でじっと待たれて「わかったか?」と言われた時、凄く嫌な気分だったことを思えば「これを読んでどう思ったか?」とかお説教のように彼に話すののではないアプローチをしなくちゃ、と思います。

お風呂から出てきて「読んだ?」と聞くと「読んだよ」と言っていました。何か彼の心に感じてくれるといいなああと思います。

さて、明日から私はどんな新しい人に出会えるのでしょう。ドキドキしつつ、わくわくしています。

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