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April 14, 2005

2005.04.14

ジョン・グレイ博士の「大切にされる女」になれる本

john少しづつ夫との関係が上手くいきつつある、今の時期に出会えた素敵な本です。以前この本を本屋で見かけた時は題名からの印象で、「可愛い女にならないと愛されない・・」ような事が書いてあるのかな、男っぽい性格だと認識しているし、女らしい女、になんてなれっこないよ、、と勝手に思い込んで手にも取りませんでした。でも少し前に古本屋さんで同じジョン・グレイ博士の「愛が深まる本」を何気なく買って読んでみたら「著者は男性なのに随分女性の心理が判っているのだなあ・・」と驚いたのです。グレイ博士の本は「ベストパートナーになるために」が有名らしく、横森理香さんの新刊「がんばらないでも幸せ」にも紹介されていましたが、まだそちらは読んでいません。

この「大切にされる女」になれる本 は、「女はこうであるべきだ」というのでは無く「女と男ではこういうところが違う・・・・だからパートナーにそれを理解してもらうために、女はこういうアプローチを行うと良い」という語り口となっています。読み始めた時「グレイ博士は女性の心理を理解しているけれど、私の夫は全然ダメ。この本を読んで勉強してもらいたいよ」と思いましたけど、どんな具体的なアプローチをすれば、女の気持ちをわかってもらえ、自分の欲しい物を相手から受け取る事が出来、それによって相手にも素敵なプレゼントが出来るようになるのかがきちんと述べられているので、試してみようか!という気にさせられます。

女は感情が不安定になると、まず話をしようとするが、話しているうちに自分の感情について考えられるようになる。だから、何か問題を解決する必要がある時も、まずは「感情」を外に出し、誰かにそれを聞いてもらい、そこで初めて考えることができる。(中略)一方、男は感情が不安定になると、まず行動を起こそうとする。行動することで考えがはっきりしていくからだ。(中略)男と女は“脳の働き方”がまったく違っている。男は基本的に、コミュニケーションを自分の考えを伝える手段として使い、それによって目的を遂げたり問題解決をはかろうとする。一方、女は男と同じ理由で話をすることもあるが、おもに、自分の気持ちをつかむため、また、考えをはっきりさせるために話をする。女にとってコミュニケーションは、男よりはるかに大きな意味があるのだ。(p44~45)

女性は、男には静かに自分の気持ちと考えを見つめる時間が必要なことを本能的に理解できない。反対に男は、女性が自分の気持ちを話す必要があるということがわからない。だから、男と女はお互いに果てしない欲求不満を感じるのだ(P45)

そして、男の方が「パートナーの問題を解決してやらねば」という責任感を忘れ、彼女の話に耳を傾ける訓練を積んで、それに慣れてくれば、パートナーの話を聞くことで自分も1日のストレスを解消できるようになる、という。夫もグレイ博士と同じように、テレビのニュースを見るのがとても好きだ。私にはちっとも理解出来ない。ニュースなんて新聞で読めば充分だと思えるのに何がそれほど面白いのだろう?と。でも博士は書く「問題を解決する必要性を感じなくて済むから1番息抜きが出来る」と。そうだったのか!男のリラックス方法は「問題解決を迫られずにいること」なのか!

だから女のほうからパートナーに話を聞いてもらいたい時は「ただ私の話をきいてくれる?」という一言を前置きして、解決を急がずにただ思いやり深くじっと話を聞いてくれればよいことをわかってもらうようにすればよい。これによって男は「パートナーを幸せにしてやっている実感」を持てて、女は大切にされる実感を持てる。話を聞くモード、に男を切り替えさせるには「あなたはちっともわかってくれないのね」という非難がましい言葉の代わりに「ちょっと待って、もう一度同じ事を別の言い方で言わせて」と言ってみる、これは「あなたは私の言っていることが、まだはっきりわかっていないようね」という意味をきちんと伝えていて、非難がましくない。解決策が欲しいわけではないことを早めに伝えれば、男も「解決する」ことから「話を聞く」モードに頭を切り替えられる、という。

そして「実際は大したことではなく、大げさに聞こえるかもしれないけど覚悟してね」とか「聞いてくれてありがとう。私の言葉をじっとやり過ごしてくれて感謝しているわ。つらかったでしょう」というような言葉によって男は、もっと話を聞くための努力をしてみようと思えるが、それは「最愛の人から不満を聞かされることほど、たまらないことはない」と、女性がわかってくれていると実感できるから。「愛があるなら話を聞いてくれるのは当たり前」という態度をされると、話を聞くのは辛くなる。また、男性にとって耳の痛いことを言うのなら、前もって「あなたを非難したり批判したりするつもりはないの。ただ私の気持ちを聞いてもらえれば支えられていると思えるから」というよう言葉で心遣いをみせると良いという。(P53~P74要約)

女は話す事で自分の気持ちや考えを確認していく、というのは実感できることだ。このブログに考えを書いてまとめていくこと、心優しい友人にあれこれと話を聞いてもらうことで考えや気持ちがしっかりしていく。夫があまり気持ちをあれこれ話さないことが理解できずにいたけれど、そうだったのか、男は自分の気持ちを確かめるには、まず自分の殻に入って沈黙し、行動してみることが必要だったのか・・。話を思いやり深く聞いて貰うために「何も言わなくていい、あなたを非難するつもりは無い、ただ気持ちを吐き出したいだけ」ということを伝え、聞いて貰えたことを感謝すれば良かったのか。。。

人の話を聞くこと、相手の愚痴を聞いてあげることは、その人に自分の時間をプレゼントしてあげることになる、と、どこかの本で読んだことがあるけれど、夫との間でもそうなのだ。あれこれ自分の気持ちを聞いてもらってすっきりしたら「聞いてくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えなければいけない。そして次はあなたの話を聞くから、でも今のこの幸せな気分を壊したくないから明日にしてくれる?と言ってみるとか・・。幸せそうな女の姿を見せれば男は自分の怒りなんてどうでも良くなることもあると言う。

そして特に目からウロコ!と思ったのが、例えば相手が靴下を部屋中に散らかす癖があって片付けて欲しい時は、自分でそれを片付けてしまってはいけない。「靴下を拾ってくれる?私が洗濯したいから」と非難がましくなく押し付けがましくないように頼み、綺麗になってきたらそれに気づいてお礼を言う。なぜなら相手は靴下が部屋に散乱していても気にならない性格だけど、それを片付けるのは、頼んでいる女のためにしているから。そのうち自分のために片付けるようになってきても「ありがとう」というお礼の気持ちはずっと表現していけば、女から感謝されている実感が持てて男は満足できるという。

また「話を何にも聞いていないのね」と言う言葉では「身を入れて聞いて欲しい」という本心は伝わらず、かえって心が離れてしまう。「あなたは私の話を身を入れて聞いてくれないのね」と言えば本心は伝わるし相手を非難しても良い結果は生まれないという。

人は誰でも女性性と男性性の両面を持っているけれど、私自身も男性性のほうが強くなり、女性らしさはどんどん失われていたのかもしれない。女らしさを大切にする方法として、エステやマッサージに通ったり、周囲の人の手助けをあてにしたりと、いろいろな方法の例もあげられている。現代の傾向として、女らしさは意識しないと失われる一方なのかもしれない。

「女性は自分の感情について話をし、それを聞いてもらわないと心がときめかないし、一方で男性は行動に感謝されないと、彼女のために何かしようという気になれない」(P209)

夫婦の間でもやはり非難や批判は禁物、大切なのは感謝の気持ち、ということですね・・。早速使ったタオルを家中に散らかし放題の夫に対して「またここに落ちている!」と非難し、拾ってくれたら「偉かったね」と子供扱いするのをやめて「片付けてくれてありがとう」と言えるように努力したいなあ・・。

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