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2005.02.22

自分を守って強くすれば・・

iti今日のいいこと!
★久しぶりに行った実家で余り嫌な気分にならずに過ごせたこと
★小さな女の子の小さい手を握ったこと
★甘いいちご「あまおう」を食べたこと

去年の6月からずっと実家の両親と距離を置いていました。お正月に一度行ったけれど、その他はたまに電話で話したりするだけ。夫との関係を見直さなくてはいけなかったし、ネガティブなことばかり口にする両親から離れたかったのです。

離れている間に沢山の葛藤がありました。両親の不安な心、過剰な心配の気持ちをきちんと受け止め過ぎていました。愛情という名のもとに子供を束縛しようとする。自分達の不安な気持ちを子供にどうにかして埋めて欲しいと思っている、子供だから当然、仕方ないことと思って受け止めて、エネルギーを奪われる一方だったけれど、このままだと自分の心と体がもたない・・ことに気づいたのでした。

この春から物理的に離れる、ことでいつも「実家に行かなきゃ、行かなきゃ」という重しから離れられる開放感、両親は転勤なら仕方ない、という諦めもあって、軽々とした心で今日は実家に行きました。

「お前は性格的に合わないから車の運転はしない方がいい」とか「半年も家に来ないから、あちら(夫)の親戚に渡して欲しい物も託せなかった」とか、後から後から、心配や不満をぶつけたり、私が自分達の思うように行動しないからとあれこれ言う父と母。

眉根をひそめてアレコレ言う2人の物言いにも「そうだね、それはお父さんの意見として聞いておくよ。私がどうするかは自分で考えるから」とか「○○君(夫)にありがとう、と言って欲しいと強要して悪かったね。ありがとう、という気持ちは心から出てくる物だから、私が言うべきことじゃなかったね」とか、とにかく両親の言いたいことはとりあえず「そうだったんだね」と言って「でも、私自身がどうするかは考えるから」というスタンスを貫くことが出来ました。

不満で一杯の両親の顔を見ているだけで、嫌な気分になりそうだったけれど、でも当分来なくていい、と思えたからそのネガティブな気持ちに巻き込まれずに済んだし、妹も一緒だったからなるべく楽しい話をして場を明るくするように頑張ってみました。

ちょとしたことで妹もイライラして、私にぶつかってきたりしたけど、でもそれも受け流す事が出来ました。なんでこんなにイライラばかりしているのかなあ・・なんて、客観的に考えたり。

そんな風に実家で過ごしてから、バスに乗ろうと妹とバス停に向かった時、道路で小学生高学年のお兄ちゃんが、低学年の妹を殴る蹴る、結んだ髪の毛をひっぱる、、の暴力を振るっている現場に出くわしました。そんなことしちゃダメだよ。とお兄ちゃんを制すると「妹は勝手に歩いていこうとして家に戻らないからダメなんだ」と説明するのです。でも、女の子の泣き方も尋常では無く体中で嫌だと言い道に寝転ぶほどでした。そのままにしておくわけには行きませんでした。道には他にも大人が通りかかったりするけれど子供の喧嘩、に見えるのでしょうが、足を止める人はいませんでした。近くに交番があるのを知っていたので、妹がお巡りさんを呼びに行きました。

小さな女の子は「お父さんが行っちゃったの・・・あっちに行っちゃったの・・」と泣きじゃくって、小さな手で私の手をぎゅっと握りしめて離しませんでした。どんな事情があるのかは判らないけど、髪の毛を掴まれ引きずり回されていたこの女の子の恐さがヒシヒシと感じられて、胸が痛くなりました。もしかしたら暴力を振るっていたお兄ちゃんも、周囲の大人からそういう暴力を振るわれているのかもしれない、そしてその大人ももしかしたら、苦しくて辛い気持ちをそういう行動でしか表せないのかもしれない。そんな悲しい悲しい気持ちがその小さな手から感じられました。

妹も私も親から暴力を振るわれたことがあったし、言葉で傷つけられたことも度々あって、辛くて苦しい気持ちを伴って思い出します。人は自分が傷つけられた心を他の何かに攻撃的になったり、極端に依存したりして、埋めようとしてしまうのかもしれない。傷つける方も傷つく方も、悲しくて辛くて苦しい中にいる。でもだからと言って、その状況は、仕方ない、と許される事ではない。

その小さな女の子には「もう大丈夫だよ、お巡りさんが来てくれたからね」と言って手を離しました。心から安心出来る場所に辿り付けるといいけれど、それはとても時間がかかるかもしれない。想像すると悲しくて絶望的な気持ちになる。でも、私に出来ることと言ったら・・・自分の身近な人、今は両親や妹、夫、に対して、この女の子に持ったような優しい気持ちで「そんなに攻撃的にならなくても、そんなに不安にならなくても、大丈夫、大丈夫。落ち着いて自分の意志で安全な場所に心を遊ばせる事が出来るから。」と言うような気持ちを注いでいくしか無いと思う。

周囲の人を安心させるには、発せられているそのネガティブな物に巻き込まれない強さが必要なのです。自分は自分を守らなくてはいけない。人に傷つけられそうになっても自分を守って、強くして、そしてその相手を安心させられるようになりたいなあ、とつくづく思いました。まず自分を安心させ安定させる努力をする。そして周囲の人も安心させられれば、それは小さくても少しづつ輪になって広がっていくのではないでしょうか??

その後、ホームで妹と話をしながら電車に乗り込みました。一緒に乗り込んだ人ごみの中に、なぜかとっても惹かれる目をした男性がいて、なんだかずっと気になってしまいました。降りる時にチラッと見たら、バッチリ目があって・・・胸がドキリとしてしまいました。私は男性に限らず、女性に対しても、笑顔を向けられたり目があっただけで、そこに潜む強い何かに惹かれて、胸が熱くなることが良くあるのです。今日はちょっと恋っぽかったけれど。(笑)

ほんの行きずりの人だけれど、その一瞬、その人の心の素敵な部分に触れたように思えたのは、気のせいじゃないと思います。素敵な笑顔だなあ、素敵な目だなあ・・なんて、いつもドキドキする心を持っている自分が好きです。(笑)

写真は夕方家に届いたいちごの「あまおう」。甘くて美味しかった!

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Comments

shiikoさん

shiikoさんの、ひたむきで健気なお気持ち、姿勢が、
私は大好きです。
きっと、小さな女の子は
shiikoさんと妹さんのことを、
ずっとずっと忘れないんじゃないでしょうか。
彼女が歩く道で出会った
小さな灯りだったでしょうね。

真珠貝のように、
身体に入ってしまった核を包み込もうとしながら綺麗な珠を作る、
素敵な女性になってくださいね。

Posted by: ろざりん | 2005.02.25 10:10 AM

ろざりんさん、どうもありがとう!
素敵な女性かあ・・私も爪とか髪の毛とか
さきっちょが綺麗な女性に憧れます~!
また色々教えて下さい!

Posted by: shiiko | 2005.02.26 11:21 AM

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