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February 8, 2005

2005.02.08

親の精神的自立を願いつつ・・

もうすぐ遠方に引越すので、本当は実家にも何度か行かなくてはいけないかな、電話しなくちゃいけないかな、と思いながらどうしても拒否する心があります。夕方、母の姉である叔母から電話があり、また色々話しこみました。別に親子の縁を切ろうと思っている訳でもないし、何かあったら行くつもりでいる、それだけで今は充分じゃないか、と。

「年をとったから不安なんだろうね、娘が可愛いんだろうね」と両親を擁護する意見を聞くと、胸が痛くなるのです。私はひどい娘?大切に育ててくれた親のことを冷たく突き放している冷酷な人間?「体が弱いんだ、年なんだから」と何かにつけて訴える両親を思うと、可哀想で、どうにかしなくちゃ、と強迫観念に襲われる。けれど、そうやって依存されて、子供の頃から親の要望をまともに答え、いくらやっても満足しないことに疲れてしまったのは、エネルギーを奪われ続けたから。自分が擦り切れる程与えることは、本当の愛とは違う、と判ったはずなのに、でも自分を責めてしまうのです。

親の言葉に傷つけられても「傷ついた」「私が悪いわけでは無い」と認識出来なかった子供の頃に引き戻される事もたびたびあって、辛い気持ちを思い出してしまいます。

「お母さんには機会があるごとに、子離れしなくちゃだめだから。何かあったら飛んで来る距離なんだから、と言っておくね」と言い叔母は電話を切りました。その直後、まるで私が考えていたことが判ったかのように父からの電話。「いつまで仕事をするのか?その後は家にいるのか?」と言いながらも「家に来い」とは直接言わずでも「来て欲しい」という気持ちはありありと感じたのでした。

ああ、本当にどうしよう。嫌な気分になっても実家に電話したり度々訪れたりしなくちゃいけないのか、、と思いながら、読まずに置いてあった数日前の新聞をふと広げたところ「子離れしない親に困ります」という相談室の記事が目に入りました。独身ではあるけれど、「近くにいて」と願う両親との関係に悩む30代半ばの女性の相談でした。答えていたのは弁護士の堀田力さん。

記事を目にした途端、余りのタイミングに涙がぽろぽろ流れました。

両親を愛しているけれど、親の希望通りに実家に帰ることは無い、どのように両親に接したらいいのだろうか、という相談者に対し、堀田さんの答えは「いざとなれば親子の縁を切るくらいの覚悟で独立路線を貫いてください」「あなたは優しい方で、ご両親は共にあなたとの精神的な結びつきが強く、あなたにみとられて一生を終えたいと期待しておられるのでしょう。その分夫婦の結びつきが弱く、他に頼る人もなく、寂しくて不安なのではないかと拝察します。まず、ご両親の依存心をはっきり断ち切ること。言い方が柔らかくてあなたの決意がしっかり伝わっていないのではないでしょうか。(中略)夫婦が向き合って話し合えば、いい関係が生まれる可能性もあります。ご両親が精神的に自立するように励ましてあげてください。かけがえのない親ですから」
(朝日新聞2/5朝刊)

まるで私に対してのメッセージのように思えました。

自分が自分自身の人生を歩むこと。精神的にも物理的にも親からの依存、親への依存を断ち切っていくこと。これを目指さないといけない。親の不安や寂しさが実感になって迫ってきて、泣けて泣けて仕方なかったけれど、でも「親の不安を埋めるのが人生なのだから仕方ない」という思考回路には、もう絶対はまりたくない、私は私の人生を歩み、親は2人で、残りの人生を少しでも幸せに過ごしてくれるように願う。エネルギーを奪われるとわかっているのだから、自分自身を守るために、親と距離を置くことが今は必要なのです。

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銅製のしおり

bm少し前に、伊東屋で見つけた銅製のしおり。紙のように薄くて軽いから薄い紙の手帳に挟むのにピッタリ!と思ったけれど、その時は時間が無くて「後で来よう~」と思い買いませんでした。

昨日改めて伊東屋に行ったら、売り切れてて在庫がなく、取り寄せしたとしても今月末までに届くかどうか・・と言われてしまって。どうしても欲しい!と思っていたのでとても残念で、引越しまでに間に合うかどうか判らないけれど、とにかく入荷したら知らせてもらうつもりで、連絡先を書くためにカウンターに向かいました。

そしたらなんと、カウンターにいた別の店員さんが「あ、それなら1つだけここにありますよ」と戸棚の奥から出してきてくれたのです。とってもとっても嬉しかった!あの時買っておけば!と悔しい気持ちになっていたけれど、昨日は本当にラッキーでした。

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