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2004.10.21

江原啓之「子供が危ない!」


kodomo

親が子供に食事を与えずに死なせてしまう、そんな痛ましいニュースを最近よく耳にします。最初に聞いた時「なぜ?育てられないならせめて、預けようとしないの?」と驚きました。でも、こう何件も続くと、そう簡単に「育児放棄すればいいのに」なんて思えなくなります。最近読んだ、江原啓之さんの新刊「子供が危ない!」の中で、江原さんはこう言っています。

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今は、たとえ隣の家でも鉄の扉の向こうはまったくわからないのが普通で、これは都会に限った話ではない。「核家族化」が進んでいるばかりではなく、どの家も「孤立化」している。子育ても、家族の中だけで完結していることが非常に多いようだ。しかし親がわが子を家庭内だけに抱え込んではいけない。抱え込んでしまう理由のほとんどは親のエゴ。子供を自分の私有物、あるいは自分の作品のように思っているから、他人に触れさせたくないのだ。わが子が他人から注意されたり、けなされたりすると自分自身を否定されたような過剰な反応をしてしまう親も多いのはそのため。「わが子」と言ってもたましいは親とは別。血のつながりがあるというだけで私有物のように思うのもまた物質主義的価値観による誤り。私有物のように思ってしまう心理には、わが子を心のよすがにしている親自身の寂しさもあるのだろう。虐待を繰り返す親たちも同じで、子供を愛せない、子育てが煩わしいと言っていじめながら、なぜその子を手放さないのか。福祉関係の施設なりに相談したり、一時的に預かってもらったりした方が、親子双方の今後にとってもいいはずなのに、手放さないのは結局、自分だけを頼りにしている子供を手もとにおくことで、実は自分自身の寂しさを癒すためではないか。虐待という行為だけを見ると、とてもひどい、心ない親にしか見えないが、その心の内には子供にしがみつき、依存してしまう弱さを抱えている寂しい親が少なくないのだ。(P38~40 要約)
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こう書いて、子供を真に愛するなら小さい時からたくさんの他人に触れさせる方が良い、とあります。

子供を持たない私は、想像でしかお母さんの気持は解らないけれど、確かに自分の子供時代のことを思い出しても、両親では無い大人に、怒られたり褒められたりされたことは、とても印象深く覚えているし、子供心に「それもそうだな」と素直に受け止めた覚えがあります。叔母に怒られた時の事などは今でもはっきり覚えているほど。

今、子供時代の自分や、親から言われた事された事を色々思い出したりしていますけれど、両親以外の大人とは触れ合いが少なかったような気がします。「世間知らずの甘ちゃん」で、「大事に育てられた気がする」と良くいわれたのは、ずっと狭い世間にいて、視野も狭かったのかも。もし、今、私に子供がいたら、地域の人や親戚や沢山の大人と子供と触れ合う機会を持たせてあげたいなと思います。それより大切なのは、やはり、自分自身が何かに依存しないでいられるだけの、強さを持つこと。・・・なんて、、きれい事書いているのかもしれません。小さな子供がいたら、、、なんて本当にいるわけではないのだから・・。

江原さんの本は、色々なことを考えさせてくれました。

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