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August 12, 2004

2004.08.12

「見えるものと観えないもの」

学生時代を過ごした街、吉祥寺。今もまた大好きな街で、何かしら「好きなもの」「素敵な出来事」に出会える場所です。

先日もふらふらっと入った古本屋さんで、読みたかった本を沢山発見し買いました。その中の1冊でとても面白かったものがこれ。横尾忠則「見えるものと観えないもの」(ちくま文庫)

横尾忠則さんは最近、宝塚歌劇のポスターを作られたりしていて気になる方でした。この本は、横尾さんと様々な方との対談が収録されているのですがそのお相手の顔ぶれが楽しいです。淀川長治、吉本ばなな、栗本慎一郎、河合隼雄、梅原猛、島田雅彦、天野祐吉、黒澤明、etc・・・・。

引き込まれてあっと言う間に読んでしまいました。横尾さんはもちろん、お相手の方の話すこともとても興味深いです。

横尾さんの言葉の中で「はじめに言葉ありき」じゃなくて「はじめに直感ありき」「はじめに衝動ありき」を優先している、という箇所がありました。(P79)横尾さんがアーティストだからなのかな?とも思いましたが、今の私には「本当にそうなのかも・・」と思った箇所でした。

「言葉こそが1番大切」と信じて疑わなかったけれど、でも、「言葉」だけが大切なのではなくて湧いてくる「直感」や「思い」があってこその「言葉」なんだよなあ・・・と思いました。

いつも頭ばかりを使って、言葉での表現をまず考える癖のある私に、それだけでは無いのだ、と、本を通してメッセージをもらえた気がしました。

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