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July 7, 2004

2004.07.07

「レ・ミゼラブル in コンサート」観劇

「レ・ミゼラブル in コンサート」観劇
東京芸術劇場(池袋)19時開演

ジャン・バルジャン/石井一孝 ジャベール/岡幸二郎 エポニーヌ/ANZA ファンテーヌ/井料瑠美 コゼット/剱持たまき マリウス/岡田浩暉 テナルディエ/駒田一 テナルディエの妻/峰さを理 アンジョルラス/留守晃

コンサートとしては初めてのレ・ミゼラブルを見てきました。舞台版が大好きだったので「コンサート」ってどうかな?感情移入できるのだろうかと思っていましたが、なんのなんの、ちゃんと感動して涙しました。音楽の素晴らしさ、力量のある役者さんたちのお陰でしょう。東京芸術劇場は、帝劇よりこじんまりしていて音響もよく、音楽として楽しむのに良いホールです。

マイクが前に一列並んでいてそこに役者さん達が順番に出てきて歌うのですが、きちんと扮装&メイクもしているし少しお芝居もするし、単に「歌手が綺麗に歌を歌っている」という印象ではなかったので安心。ただ、仕方ないのでしょうが、正面上のスクリーンで説明があると言っても、ストーリーが解りにくくなってました。お話で削られている部分も多いし。初めて見る方はお話が余りよく解らないかもしれません。マリウスとコゼットの出会いのシーンもカットされているし、あそこも、あの歌も!と気づくと、ああもっとちゃんと見たい・・・舞台としてのレミゼを早く見たい!という思いが募ってしまいました。(^^;)

石井バルジャンは顔の表情が良くて、演技もきちんとしていて、本当に素晴らしかったです。最後のシーンではもちろん泣けて泣けて・・。普段、演技をしながらお互いに見つめあったりして歌っている役者さんが、客席を正面に見て歌っているので、意外な面が発見されます。例えば細かい表情がしっかり解ってしまうところ。いつもだと演技や他の部分に注意を払っているし、舞台のライティングは暗めなので、顔だけに視線は集中しないのですが、コンサートだとどうしても顔をじっくり見てしまいます。それは良いことなのか悪いことなのか?(笑)

オケが舞台上にあるので客席と舞台との距離が非常に近いです。特に今日は4列目センターブロックという良席を譲って頂いたので、石井バルジャン岡ジャベールの大きな目に、釘付けになって吸い込まれそうになりました。(笑)目の大きい人は怖いです。(苦笑)

駒田テナルディエ、舞台の時も良かったけれど、今回も凄いです。客席を笑いの渦に巻き込んでいました。まさか客席を一周するとは思いませんでした!最前列のお客さんのバックを盗んで?舞台の上に持ち上げて、峰テナ妻に怒られていました。指揮者の塩田さんと役を交代して笑いを取っていましたね~。駒田さんって歌も上手くて演技も良いし素敵です。

岡田マリウスは、プリュメ街のシーンでも本当はコゼットの顔を見て歌うところを客席に向かって歌い上げていて(マイクがあるから仕方ないですが)剱持コゼットがその傍らで見つめていたので「ああ、マリウスコゼットを見てあげて~」などと思ったりして、欲求不満でした。(^^;)エポニーヌに髪を触られて「その髪好きだわ」「なんだよふざけて」と言うシーン、大好きだったのにカットされてました~(涙)その他、岡田マリウスの動きは、ツボの部分が沢山あって(好きっていうことですよ!^^;)歌も大好きだけど動きも大好きだったので、その片方が無いのは、至極残念。(;;)だからますます舞台で見たいよ~と思ってしまったのでした。

「めぐみの雨」は舞台なら、息も絶え絶えに横たわるエポニーヌをマリウスが抱きかかえて歌うのに、立ったまま岡田さんANZAエポの肩を抱いた形で歌っているのが不思議な感覚でした。でも甘い雰囲気にはうっとり・・・。

アンサンブルさん達も大勢出演していて厚みのあるハーモニーを聞かせてくれるのは素晴らしかったです。でも、ラブリーレディの色っぽい仕草と衣装にドッキリ。(笑)迫力が凄いよ~(><)って感じでした。

ついつい岡田さんを観察・・(笑)ご自分の出番になるまでは意外にリラックスしている感じで、駒田さんのパフォーマンスに大受けしてたり、熱唱する石井さんや岡さんに心からの拍手を送っていました。あの時はいち観客になりきっていたに違いありません。(笑)が、自分の出番が近づいてくるにつれ、役作りのためか表情がシリアスに・・・。マリウスは出番が後半に多いから、それまで緊張するだろうなあ、と思います。舞台なら労働者や裁判官とか沢山出番あるけれどね。

カーテンコールでは石井バルジャン岡ジャベールが気心知れた間柄、という雰囲気でがっちり握手をし、讃え合っていました。石井さんと岡田さんもリラックスした雰囲気で話てたし、雰囲気のとても良いカーテンコールでした。(^^)

演技や動きを余り気にすることなく「歌」を聞かせるコンサート形式。歌の上手さや音楽の素晴らしさを、ミュージカルの中でも特に重きを置いて見る私にとっては、満足できる物でした。演技も少しあるし。でも、きちんとしたレミゼの舞台をまた、早く見たいと思います。そしてコンサートで興味を持った人が本物の舞台に足を運んでくれたらいいなあ。
背広姿のサラリーマンを多く見かけたのは、会場のせいかも。もっともっと多くの人に、レミゼの世界の素晴らしさ音楽の素晴らしさ、そして岡田マリウスの素敵さ(笑)に気づいて欲しいなあ~~。

大阪、松戸、千葉、市原、川崎、立川、名古屋、神戸、高松、松山、広島公演 が、今発表になっています。お近くの方は是非一度足を運んでみて下さい。岡田マリウスが全部出演という訳ではありません。千葉、川崎、名古屋、高松、松山には出演予定のようです。

「レ・ミゼラブル in コンサート」公式HP 日程他掲載
http://www.toho.co.jp/stage/lesmis/les_con.html

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