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May 31, 2004

2004.05.31

エリザベート観劇3ヶ月を振り返って・・

今日のいいこと!
★3ヶ月のエリザベート観劇月間が有意義で楽しかったなと思い出していたこと

告白します、、今回の「エリザベート」に実は余りはまっていませんでした。(^^;)
2000年の初演エリザで山口トートバージョンを見てから
山口祐一郎さんの美声にはまり、1度しか見なかったことを後悔してネットを徘徊し
知らない方の観劇日記を読んだり、「オペラ座の怪人」のCDを購入して
ずっと聞いているうちにミュージカル俳優山口祐一郎さんがとても好きになってしまいました。
2001年の再演の時1ヶ月の帝劇公演に、週2回から3回通いつめ
そして名古屋、大阪、博多公演を追いかけ山口トートにそして
「エリザベート」という作品自体にはまりこんでいました。

今回の再々演も大きな期待を持って初日を見ました。
「私が踊る時」という素敵な新曲があって山口さんの魅力的な声を
堪能できたし、エリザの曲はやっぱり凄く良いなあと思いながらも
新しい演出にどうしても馴染めませんでした。
今まではエリザベートに凄く感情移入して泣いてばかりだったのですが
今回は余りそう言うふうに感じられなかった・・。
演出の違いにもよるかもしれないけれど、大きなものは自分の心境の変化かもしれません。
昔から「自分の思うように生きられない女性の悲劇」の話が好きです。
源氏物語が好きなのも「女性の悲劇」を描いているから・・。
それと同じような視点でエリザベートという主人公に感情移入していました。
いかに自由に行きたいと願っても、所詮、男によって変わって行ってしまう人生・・
時代は、女性が自由に生きることを認めなかった・・という部分に
自分の生き方のある部分を重ね合わせ涙していたのです。

しかし2004年のエリザベートを見る私は、少し違う心境になっていました。
外的要因から「自由を阻まれている」と捉えるのは少し違うのではないか?
と考えるようになったのです。
「自由に生きる」「自分らしく生きる」というのは時代背景や自分の生きる
環境に左右されて不可能なのではなく「自分自身の心」が不可能に
させているのかもしれない、そういう事を考えるようになりました。

だから、今回のエリザベートには前回のように単純に「悲劇の女性」と言う
視点で感情移入出来なかったのかもしれません。

結局、12回観劇しましたが今回のエリザに自分なりの解釈であったとしても
心から「判った、感情移入できた」という事がありませんでした。
カタルシスを得ることが出来なかったのが残念なような気もするし
でも、自分自身が成長したのかもしれないとも、
エリザベートという作品がどんどん進化して行っているとも考えられるのです。

同じ作品でも、観劇するその時の自分の心の在りかたで
感じる事は本当に違います。
回数沢山見たことが良かったかどうかは判りませんけれど
2004年にエリザベートという作品に再び向き合えたことは
素敵な体験だったなと思います。
<4月に書いたエリザベートのレビューはこちら>

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